私の叔母は歯科衛生士です。小さい頃から顔を会わせる度に口の中を覗かれています。叔母は現在、五十五歳でいまでも歯医者の旦那さんが経営する病院で働いています。
その為か、私は三歳くらいからこの年(三十代)になるまで、歯医者にお世話になったのは親知らずの抜歯以外、記憶にありません。
また叔母は話しも面白く、よく歯に関する豆知識などを教えてくれました。全身麻酔をはじめて行ったのはイギリスの歯科医さんだったそうです。
叔母には歯ブラシの選び方や持ち方と、正しい歯磨きの仕方を教わりました。歯ブラシはナイロン製がよく、上手な持ち方と磨き方をすれば、半年は歯ブラシの交換をする必要がないそうです(ブラシの部分が乱れるようになったら換え時だとか)。
糸ようじは人によっては歯と歯の間の隙間が狭い人がいるので、使わない方が良いと言っていました。現に私の父は糸ようじを使うと必ず出血を起こします。父は普通の人よりも歯が大きいそうです。
歯磨きは朝晩二回、十分間は磨くのが良いとも教わりました。よく歯磨きは三分間と言われていますが、人の口内は複雑でとても三分間では綺麗に磨くことはできないそうです。
歯磨きをしていて歯茎から血が出た場合は、歯周病か磨きすぎによる擦過傷の可能性があるので、できるだけ歯医者に見せた方が良いそうです。歯茎を押して独特な異臭がすれば歯槽膿漏の疑いが強いとか。
叔母には大学生になる二人の息子がいます。彼らは生まれてから一度も虫歯になったことがないそうです。徹底的に叔母から歯のケアをされているのでしょう。